「撮り鉄」。
鉄道オタクの中でも、写真撮影をメインとして楽しむ人のこと。
そんな撮り鉄の会社員の男(四十六歳)が、踏切内に三脚を設置して
撮影しようとして逮捕された。
テレビで見る撮り鉄は、駅のホームや、電車が通る橋の上などから
撮影しているイメージを持っている。
ごくたまに、自分が通勤に使うJRのホームでも、カメラを持った人を見かける。
何が楽しいのかという点はおいといて、自分が満足するために
周りに迷惑をかけるのはよくないな。
実際、今回逮捕された撮り鉄のせいで、電車が徐行しなければならなくなったという。
たまに、帰りのJRで「線路内に人が立ち入った影響で遅れが生じる」という
ことがある。
線路内に立ち入った事情がよく分からないが、何にしても迷惑な話だ。
しかも、それが「撮り鉄のせい」だったとしたら、さらに怒りが込み上げてくる。
JRで遅れを生じさせた場合に、多額の請求をされることがあるという話を聞く。
今回の「逮捕撮り鉄」は、逮捕された上に何らかの請求をされるのだろうか?
これに懲りて、撮り鉄をやめるだろうか?
やめないんだろうな、何が楽しいのか分からないけど。
自分の趣味も、万人に理解してもらえる訳じゃないだろうから、
別に撮り鉄を含めた鉄道オタクというものを否定するつもりはまったくない。
周りの人間に、迷惑をかけなければね。
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