以前、週刊少年ジャンプで連載されていた「バクマン。」というマンガがあった。
主人公が連載漫画家を目指すという内容のマンガだった。
中学生の主人公達が、自分達だけでマンガの構想を練り、原稿を仕上げ、
それを週刊少年ジャンプを発行している集英社に持ち込む。
編集者に見てもらい、指摘やダメ出しを受けて、原稿を修正する。
修正したものを再び編集者に見てもらい、新人賞に応募する。
このような過程がマンガの中で描かれていた。
普段、何げなく読んでいるマンガだが、それを作っている漫画家や編集者といった人達が
どんなことをしているのかは、まったく知らなかった。
バクマン。を読んでいると、今まで知らなかった漫画家や編集者について
少し知ることができるので、それがおもしろかった。
バクマン。は、原作が大場 つぐみさん、作画は小畑 健さん。
これはデスノートと同じコンビ。
この作品自体、原作(話づくり)と作画を別々の人が担当しているように、
バクマン。の主人公達も原作と作画、2人に分かれてマンガを作っている。
そういうマンガの作り方があるということを、バクマン。を見るまでは
全然意識していなかった。
「話を考えるのは得意だけど、絵は苦手」という人は原作だけを担当して、
逆に「絵は描けるけど、話づくりができない」という人は作画担当に専念する。
そんな役割分担もできるということ。
原作担当として、いくつもの作品を掛け持ちしている人なんかも居るらしい。
作品ごとに原作者名を変えているが実は同じ人物、なんていうこともある。
また、バクマン。の作品内でも出てくる話だが、同じ原作でも作画を担当する人によって
面白くなったり、そうでなくなったりという差がつくこともあるらしい。
原作自体がそもそもおもしろくなければ、いくら作画担当が優れていても
ある程度限界はあるが、コマ割りやカットをどうするか、漫画にする時には不要と
思われる箇所を大幅に省略するなど、作画担当の腕の見せ所があるようだ。
漫画家と担当編集者で、作品を作り上げていくということもあるらしい。
ネームという原稿の前段階のものを漫画家が描いてから編集者と打ち合わせをし、
その際に編集者がアイディアを出すということをしている。
他にもマンガについていろいろなことを知ることができたが、
長くなったので今回はこの辺で終了。
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